今回の夏休みは5年ほど温めていた、
広島県尾道から愛媛県今治市まで、しまなみ海道自転車横断を敢行してきました。
1日目に尾道入りをしまして、
初瀬戸内海は思っていた以上に綺麗でゆったりした素晴らしい所でした。
地物のタコやら魚やらすっごく美味しかったです。
2日目は朝から自転車を借りにホテル脇のターミナルへ。
これで始まるんだ!とか思ってたら予約で埋まってまして、
借りられるのはママチャリしか無いとのことで…。
1つ目の島の向島で借りることに。
ここの移動はどの道フェリーの予定だったのでまぁいいかと。
現地の高校生たちと数分の船旅です。
思っていた以上にターミナルまで距離がありましたが、
なんとかクロスバイクをゲット。君に決めた!
ここから苦楽を共にすることになるわけです。
しまなみ街道はルートが道路に青い線で示されているので、
基本的にはそれに沿っていけば今治までたどり着けます。
1つ目の橋。
あれを渡れば因島
二重構造なのでイマイチ景色は見えない。
こんなところでも恐竜に付き纏われる僕。広島空港にもなんかいたし。
瀬戸内レモンとデコポンだかなんだったかな。
ここまでで1時間半くらいだった気が。
橋を渡るのに毎回その高さまで上らなければなりません。
ループ橋だったり、山道迂回路だったり。地味にきつい。
どこを見ても海と島。天気も良くてよかった。
あれは多々羅大橋。竜鳴きのなんちゃらとかで音を出すと音が昇っていく、と。不思議な体験でした。
大三島に着いた段階で寄りたいところがあったので大きくルートを外れることに。
1つめが大山祇神社という大山積神が主祭神の神社。
無事に帰れますようにとお祈りしてきました。
2つめが向かいにある大漁という480円で海鮮丼が食べられるお店。
平日でも大行列で、着いたのも遅く海鮮丼にはありつけませんでした。残念。
さて、問題はここまで来るのにルートと逆方向に来ていることです。
ちょうど46と48の間くらいの場所なので、
もう1度峠を越えるか、迂回して島をぐるっと回るか…?
この時代ネットで調べれば何かしら答えが出てきます。
今回の旅行でも先駆者の方々のブログやらなんやらよく読みこんできました。
ですが、ここに立ち寄った方でどっちに行ったほうが良いか書いている方はいませんでした。
なので僕が言わせていただきますが、絶対に戻ったほうがいい!
思っている以上に外回りルートは長い!
坂も結構あります!
少しでもショートカットをと、52あたりからルート外の56までの道を選びました。
ここも結局山越えでしたが、あのままもう10km以上走ることを考えたら仕方ありません。
5km程度で済むところ20kmかけてようやくたどり着いたこの橋を渡れば、伯方島。
伯方の塩の伯方島です。
ほとんど森の中を走って、
道の駅で休憩して塩ソフトクリームを食べました。
最後の島の大島に到着。
この島は一番ルートが長いところなのと、急勾配が続くので最後の関門的な感じでした。
島内は道も大きくトラックもガンガン走っているのでマジ怖かったです…。
で、最後の今治へかかっている来島海峡大橋が見えてきたときの心持はなんと表したらいいことか。
日が暮れ始めているなか、間に合ってよかった。
世界初の3連吊り橋だとか、
橋だけで4kmあるとか、
今治市内には後10kmとか、
向かい風がきついなぁとか、
地味にまた上りだなぁとか。
今治に入ったら交通量が一気に増えて怖かったです。
今治駅着。
一日一緒にがんばってくれたチャリともお別れです。
写真を撮ったり、何度も休憩を挟んだり、観光してた割にはちゃんと着けてよかったです。
穏やかな瀬戸内海の風景や空気感にすごく癒されました。体はハードな事してましたが。
本当に来てよかったなと思いました。
日焼けが剥け始めて遠い思い出に感じてきましたが、まだ若干余韻に浸っております。
長くなってしまいましたが、尾道~今治編はここまでです。
松山編は軽めにダイジェストでまた後日。