新しく取り扱う事になったシャンプー、トリートメントのお話をさせていただきます。
久々にえらい長い事になってしまったので、
写真辺りまで飛ばしてから読んで頂いても大丈夫かと思います。
まずサロンでカラー、パーマ等の施術をした方にやらせていただいているトリートメントの事から。
現在メインで使っている3種類のトリートメントがあります。
ベースケアトリートメント 1080円
こちらはカラーやパーマの薬剤に含まれるアルカリを除去する働きがあります。
残留アルカリは後々退色やダメージの原因になりますので、
それを中和して髪を弱酸性に戻す働きがあります。
手触りを良くしたりする物ではないのですが、
コンディションがもともと良い方やショートヘア、パーマの方にはこちらをオススメすることが多いです。
クリニックトリートメント 3240円
空洞化したCMCを補修してくれる効果があるので、
髪をさらっと柔らかくしたいときに使います。
CMCは髪の成分のひとつです。
キューティクル等の接着剤、水分を蓄える、薬剤や水分の通り道、などの働きがあります。
キューティクルをつなぎ、毛髪内での細胞のクッションの役割になるので柔らかい手触りになります。
プレミアムトリートメント 4320円
一番のハイケアがこちらになります。
4種類の髪の栄養になるものを順番に入れていきます。(ケラチン、アミノ酸、CMCなどなど…。
髪の内部でフェザーケラチンとケラチンアミノ酸が絡み合って(インカラミ)定着してくれるのが特徴です。
毛髪強度を140%高めてくれるそうです。
ノーベル賞を受賞した成分のフラーレンを初めてトリートメントに導入したものでもあります。
抗酸化作用と保湿の効果があるそうです。
サラサラ、ツルツル、しっとりの3種類のラインの中からスタッフが髪質を見ながら選定してます。
ハイダメージの方から髪にハリコシが欲しい方まで幅広くご案内させていただけるメニューです。
某きゃりー様もされているというインカラミの行程を2重で行う、
Wインカラミをすると更に質感はアップします。
こちらははプレミアムプラスというメニューで5940円でご用意しております。
より効果を求められる方や、超ハイダメージ毛の方には一度試していただきたいメニューです。
前置きが長くなりました。
飛ばし読みされてる方はこの辺りから読み始めて下さい。
今回のメインの話です。
こちらの左からシャンプー、トリートメント、オイルが今回の主役です。
プレミアムトリートメントに使用しているTOKIOシリーズから発売されました。
一番右のTOKIOHOMEをご使用の方もいらっしゃると思います。
こちらはサロントリートメントの仕上げのコーティングに使用しているものをお家サイズにしたものです。
週に2回使用していただくことで内部から栄養が流出してしまうのを抑える役割です。
今回のシャンプー、トリートメントはちょっと違います。
簡単に言うとプレミアムトリートメントでしているインカラミという反応を、
シャンプーとトリートメントを合わせて使って頂く事でお家でも可能にしました。
洗いながら栄養を少しずつ入れましょうという感じです。
サロンケア→お家ケア→サロンケア→お家ケア・・・・・・というサイクルを作る事で髪の状態を保てます。
オイルトリートメントはインカラミに反応して髪にしっかりと定着してくれます。
オイル単品での使用もおすすめできるくらいに、軽くてしっとりする独特の使用感はバツグンです。
サロントリートメントの持続を考えたときにはこの上ないラインです。
長々と専門用語も飛び交う説明になってしまい申し訳ありません。
ブリーチ毛の僕からひと言いうと単純に、めっちゃいい!これ!ですね。
レモンの爽やかな香りもなかなかです。
先月の29日に1日お休みをいただいて、
母校のベルエポック美容専門学校のチャリティサロンに参加してきました。
僕が通っていたのは原宿校でしたが、
西葛西にある東京ベルエポック美容専門学校まで行ってきました。
学生の子達がシャンプーをして、
8サロン16名のスタイリストがカットをします。
1日で53名の方がいらしてくださったそうです。
今回の売り上げは日本赤十字社のほうに寄付されます。
他のサロンの方や友人たちのカットを見るのはすごく刺激的でしたし、
いつもと違う環境でサロンワークをするという緊張感もありました。
でも、何よりも学生の子たちと話したりシャンプーしてるのをみていて、
自分が学生サロンでお客様と会話をしてスタイリングするだけでも楽しかった事を思い出しました。
やっぱりサロンワークは楽しくするものなんですよね、
その上でお客様にもリラックスして過ごしていただく。
“来てよかったな”って帰ってもらう、普段のサロンと形態は違えど変わらないことです。
色々な面で立ち返ることができました。
充実した1日をありがとうございました。
年末にむけてより走れるよう頑張ります。
CanCam発売中です。チェックしていただけましたか?
このところ撮影や作品撮りなどで写真に残す機会が増えてきてますが、
なんとなく夏が終わって秋が来て冬に備える。
そんなことをイメージしながら作っています。
カラーリングの大前提として、
紫外線などで退色して明るくなってしまっていることを想定してます。
このパターンでは明るくなっているのを活かして、
黄ばみを抑えてクリアなピンクバイオレットにしました。
色が抜けて黄色くなってくると痛んでるように見えますし、
ぎらつき感に品を感じなくなります。
去年も推してましたがこの時期が来ると気になる色なのでしょうか。
彩度を下げていくと馴染んでくるので取り入れやすいですよ。
こちらは寒色系(アッシュ等)で透明感を残しながらトーンダウンしましょうね。ってやつです。
光を通す柔らかな質感が魅力的なカラーです。
ぱっと見は暗いのですが、透けるんですよね。
この場合は、
暗めのアッシュ(赤みを抑えるため)、
黄ばみを抑える為にラベンダー(黄色の反対色は紫なので)
後は寒色に寄っているベージュ(まろやかな質感を出すため)
などを混ぜて作っています。
比率はベースの状態によりますが、
黄色が強ければバイオレットを、
赤みが強ければ原色に近いブルーやグリーンを、
などちょい足ししながらやってます。
質感の調整も簡単にできるので、
しっとり見せたい、軽く見せたい。
お任せください。
今回の記事が101番目の投稿だそうです。
犬じゃなくても100の次は101です。
はい。
夏休み中に撮影したCanCamが発売しております。
206ページの上の方に載せていただいてますので、ご覧頂けたら嬉しいです!
秋カラー提案させて頂いております。
すっかり涼しくなってきましたし、いつまでも夏のダメージを引きずっていられないですよ!
秋から冬まで対応できるヘアをご用意してお待ちしております。